ローヤルゼリーの美容効果 アンチエイジング効果について
ローヤルゼリーは、健康食品として名が知られていますが、美容効果も高く、化粧品にも含まれていることが多いです。ローヤルゼリーには、さまざまな効果がありますが、ここでは、その中のアンチエイジング効果について紹介します。
ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーは、若い働き蜂が女王蜂に与えるために、花粉やはちみつを食べて、体内で分解、合成し、分泌した物質で、たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、糖類、他の有効成分など、さまざまな成分が含まれています。アンチエイジングとは?
アンチエイジングとは、加齢による身体の機能の衰えをできるだけ少なくすることで、老化予防効果とも言います。ローヤルゼリーに含まれるアンチエイジング効果がある成分
類パロチン
類パロチンは、ローヤルゼリーにしか含まれていない成分で、パロチンに似た作用がある物質です。パロチンとは、唾液に含まれているホルモンで、若返りホルモンと言われ、25歳くらいまでは盛んに分泌されますがその後は減少します。
類パロチンは、パロチンと同様に皮膚の代謝を良くし、シミやしわを防ぎ、肌や髪の発育を助けます。
デセン酸
デセン酸は、正式には10ハイドロキシデセン酸といい、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、ローヤルゼリー酸と呼ばれることがあります。デセン酸は、女性ホルモンに似た働きをし、皮脂の分泌をコントロールする、免疫力低下を防止する、抗菌、抗酸化、などの作用があり、髪の毛や肌の老化を防止します。
アピシン
アピシンは、ローヤルゼリー特有の成分のひとつで、ミツバチの学名「アピス・メリフェラ」にちなんで命名された、たんぱく質の一種です。アピシンは、細胞の分裂速度を速め、細胞の減少を防ぎ、細胞を長生きさせる働きがあります。
ですので、アピシンは、肌の生まれ変わりを促進し、若々しい肌を保つ効果があります。
アルギニン
アルギニンは、アミノ酸の一種で成長ホルモンの分泌を促し、コラーゲンの生産量を保つことで、しわ、たるみを防止し、肌にハリと弾力を与えます。また、血管の老化も予防し、血管の健康を保つので、肌の色がよくなりくすみも改善されます。
アセチルコリン
アセチルコリンは、神経伝達物質で、脳が出す指令を伝達する速度を速める作用があります。アセチルコリンは、自律神経に働きかけ、脳を若々しい状態に保ちます。
また、アセチルコリンが不足すると、脳の記憶や言語、運動などの機能が低下します。
おわりに
ローヤルゼリーには、ローヤルゼリーにしか含まれていない成分が3つありますが、その3つはどれもアンチエイジングに優れた効果を発揮します。また、ローヤルゼリーには、たんぱく質、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が40種類以上含まれているので、身体の機能を色々な方面からサポートします。
さらに、ローヤルゼリーは身体機能だけではなく、脳の活性化も促します。
ですので、ローヤルゼリーは、身体の表面だけではなく、内側からもアンチエイジング効果を発揮します。