ローヤルゼリーの美容効果 保湿効果について
ローヤルゼリーは、健康食品として知られていますが、化粧品にも多く使われていることをご存じでしょうか?ローヤルゼリーは、口から摂取するだけではなく、肌に塗ることもできるので、化粧品にも使われています。
ここでは、ローヤルゼリーの美容効果のひとつの、保湿効果について紹介します。
ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーは、若い働き蜂が女王蜂に与えるために、花粉やはちみつを食べて、体内で分解、合成し、分泌したクリーム状の物質で、たんぱく質やアミノ酸、糖類、ミネラル、ビタミン、他の有効成分など、多数の成分が含まれています。ローヤルゼリーが持つ保湿成分
ローヤルゼリーに含まれている成分の中には、保湿効果が高いものがあります。デセン酸(10ハイドロキシデセン酸)
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、女性ホルモンに似た働きをします。デセン酸には、皮脂の分泌を整える作用があります。
皮脂の分泌を整える作用は、乾燥肌にも脂性肌にも効果が高く、肌を適切な状態にし、適度な潤いを保ちます。
ですので、保湿だけではなく、ニキビや吹き出物、肌荒れを予防する効果もあります。
アミノ酸
ローヤルゼリーは、多くのアミノ酸を含んでいますが、その中でリジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、セリン、グリシンには、保湿効果があります。また、アミノ酸は、コラーゲンの元になり、肌に弾力やハリを与えます。
パントテン酸
パントテン酸は、ビタミンB群に含まれていて、コラーゲンを作る時に必要なビタミンCの働きを助け、健康な髪と肌を作ります。ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの合成を促進し、角質層の水分を保ち、肌の潤いやハリを維持します。昔は、養蜂場で働いている人の手は、みなすべすべだったので、はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリスには、保湿効果や美肌効果があるのでは?と考えられていました。
その後、科学が発展し、ローヤルゼリーの成分が研究され、ローヤルゼリーには、保湿効果のあるいろいろな成分が含まれていることが判明しました。
おわりに
ローヤルゼリーは、口から摂取することも肌に塗ることもできるので、身体の内と外からその効果を得ることができます。また、多くの化粧品に使用される石油系成分と違い、天然の成分の保湿効果なので、安心して使用できます。
ただし、口から摂取するために加工されたローヤルゼリーは肌に塗らないでください。
使用する際は、ローヤルゼリーが配合されたスキンケア用品にしてください。