ローヤルゼリーのデメリットについて
健康食品の名前で、ローヤルゼリーの名前を聞いたことがない人は少ないのではないでしょうか?そのくらいローヤルゼリーは、健康食品として名前を知られていますが、そんなローヤルゼリーにもデメリットがあります。
ローヤルゼリーには、どんなデメリットがあるのでしょうか?
ここでは、ローヤルゼリーのデメリットについて説明します。
ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーは、働き蜂が、女王蜂になる幼虫や女王蜂に与えるために、花粉や蜂蜜を食べて、体内で分解、合成して分泌した物質です。ローヤルゼリーは、高たんぱくで乳白色のクリーム状の物質で、たんぱく質、糖類、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、他の有効成分、と、多数の成分を幅広く、かつバランス良く含んでいます。
ローヤルゼリーのデメリット
値段が高い
ローヤルゼリーは、蜂の巣から摂取して作るので手作業が多く、健康食品の中でも比較的高価です。ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリーと3つの種類があり、その中でも、生ローヤルゼリーは、採取したローヤルゼリーの不純物をろ過しただけで、自然に近い形で瓶詰めされたものなので、高価なものが多いです。
アレルギーを起こす場合がある
ローヤルゼリーは、人によっては、摂取した場合にアレルギーを起こすことがあります。次に挙げるアレルギーや症状がある人は、摂取の際には注意が必要です。
〇たんぱく質アレルギー
ローヤルゼリーには、たんぱく質が多く含まれているので、食物アレルギーがある人は、摂取する際に注意が必要です。
特に、たんぱく質がアレルゲン(アレルギーを起こす原因になる物質)の人は、アレルギーを起こす可能性が高いです。
〇花粉症の人
ローヤルゼリーの原料は、花粉や花の蜜なので、花粉症の人はアレルギーが出る可能性があります。
また、喘息持ちの人やアレルギー体質の人も、アレルギーがでる可能性があります。
花粉症やアレルギー体質の人は、医師に相談してください。
蜂アレルギーの人は摂取できない
過去に、蜂に刺されて蜂の毒に抗体がある人は、ローヤルゼリーの成分が反応する可能性が高いので摂取できません。蜂アレルギーは、蜂に刺されてから時間が短いほど起きやすいので、10年以内に蜂に刺された人は特に注意が必要です。
病院で抗体があるかどうかの検査ができるので、心配な人や心当たりがある人は、医師に相談してください。
短期間では効果がでない場合がある
ローヤルゼリーは健康食品なので、摂取してすぐに効果がでない場合があります。また、効果がでるまでの期間や程度は個人差があり、すぐに効果を感じる人もあれば、数週間、数カ月かかる人もいます。
ローヤルゼリーは、蜂の分泌物、という天然の食品なので、摂取しても身体に害はありません。
しかし、たんぱく質や蜂、花粉などにアレルギーがある体質の人は、摂取するとアレルギーが出る可能性があります。
ローヤルゼリーは、アレルギー体質の改善の効果もあるので、摂取してアレルギーが軽くなる場合もありますが、軽くなるかどうかは摂取してみないとわかりません。
ですので、アレルギー体質の人がローヤルゼリー摂取する際は、医師に相談して、許可がでても少量からはじめて、様子をみながら量の調節をしてください。
おわりに
ローヤルゼリーのデメリットには、アレルギーがでる場合がある、というものがありますが、アレルギー体質ではない人には問題ありません。アレルギー体質の人は、医師に相談し、指示に従ってください。
アレルギーの心配を除けば、ローヤルゼリーのデメリットは値段が高いことです。
しかしローヤルゼリーは、効用がたくさんあり、摂取すると身体が強くなり、病気にかかりにくくなります。
病院に頻繁に行ったり、薬を飲むよりは、ローヤルゼリーで健康な身体を目指した方が安価ではないでしょうか。