ローヤルゼリーの成分 非必須アミノ酸 アスパラギン酸
非必須アミノ酸とは、体内で合成できるアミノ酸のことです。ここでは、ローヤルゼリーに含まれている非必須アミノ酸の中のアスパラギン酸について説明します。
アスパラギン酸
アスパラギンを加水分解(水の作用で分子が分解する反応のこと)すると、アスパラギン酸ができます。アスパラギン酸は、有害物質のアンモニアと結合してアスパラギンになり、アンモニアを安全な形で体外に排出して肝臓の負担を減らします。
人間の身体は、約50%~70%が水分でできており、その内の3分の2が細胞内液(細胞の中に存在する体液)で3分の1が細胞外液(細胞の外に存在する体液)です。
この2つのバランスによって人は体調が変化し、バランスが乱れると体調を悪くします。
アスパラギン酸は、体液のバランスを整えるので、体調を整える働きがあります。
また、アスパラギン酸は、疲労の原因となる乳酸を分解してエネルギーに変えるので、疲労を回復し、運動時のエネルギーとなるグリコーゲンを合成するので、スタミナを向上させます。
その他にも、アスパラギン酸は、肌の新陳代謝を促し、角質の水分を保つので保湿効果があり、みずみずしい肌を保つ効果があります。
おわりに
アスパラギンとアスパラギン酸は、名前も効果も似ていますが、別の物質です。ローヤルゼリーには、肝臓の機能を向上させる、疲労回復、スタミナ向上、保湿などの効果があり、アスパラギン酸はこの効果に貢献しています。