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ローヤルゼリーの産地はどこを選べばいいのか?

目次

  1. ローヤルゼリーの産地には、どんな国があるか?
  2. それぞれの国の特徴
    1. 日本
    2. 中国
    3. 台湾
    4. タイ
    5. ベトナム
    6. オーストラリア、ニュージーランド
  3. ローヤルゼリーはどこの産地を選ぶといいか
ローヤルゼリーを選ぶ時にはどこの産地を選べばいいのでしょうか? ここでは、ローヤルゼリーの産地の特徴と、どこの産地を選べばいいのかを紹介します。

ローヤルゼリーの産地には、どんな国があるのか

日本は、世界一ローヤルゼリーを消費している国ですが、日本で生産されるローヤルゼリーは国内消費量のわずか1%ほどしかなく、ほとんどを輸入しています。
日本が輸入しているローヤルゼリーの産地は、中国が90%と圧倒的に多く、残りは台湾、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドなどです。

それぞれの国の特徴

日本

ミツバチは、農薬などの汚染物質に弱く、汚染された花の花粉を食べると死んでしまいます。
また、ミツバチの行動半径は2~4キロと広いので、環境のよい土地が広く必要です。

日本は、以前はローヤルゼリーの生産量が世界一でしたが、高度成長期に土地がなくなり、環境も汚染されて蜂がいなくなってしまいました。
その上、日本には四季があり、蜂は秋冬は活動しないので、日本での生産量はさらに少なくなりました。

現在(2017年)の日本は、環境保護の意識も高く、設備を整える技術もあります。
しかし、大規模な養蜂を行うだけの広さの土地があまりなく、養蜂家も減ってしまったので、ローヤルゼリーの国内消費量の1%しか生産できません。

日本産のローヤルゼリーは、安全性や品質は問題がないので安心ですが、生産量が少なく安定供給が難しい、値段が高い、というデメリットがあります。

ただし、輸送距離が短く、輸送時間が少ないので、鮮度が重要視される生ローヤルゼリーを求める人には日本産をお勧めします。

中国

中国は、一般的には環境汚染が心配だと言われていますが、国土が広大なのでチベット高原の近くなどの広く、環境のよい土地も多くあります。

中国は、ハチミツの生産量が世界一で、ローヤルゼリーはそのような環境のよい場所で作られています。
日本のメーカーも、中国の環境汚染の心配のない土地で、厳しく衛生状態や設備を管理してハチミツやローヤルゼリーを作っているところがあります。

また、日本に輸入するには(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会による厳しい検査に受からないといけないので、安全性も問題はありません。

中国産のローヤルゼリーは、取り扱っているメーカーも多く、ローヤルゼリーの種類(生、乾燥、調整など)や値段の選択肢が広いです。
また、お試し期間や返品可のサービスがあるところも多いので、はじめてローヤルゼリーを購入する人や、手軽に購入したい人、種類をじっくり比較検討したい人などにお勧めです。

台湾

台湾は、北部が亜熱帯で南部が熱帯地域なので、一年を通してローヤルゼリーを生産できる上に、安定した供給量もあります。

さらに、生産工場の設備や衛生管理も整っていて安全性も高く、品質も高い割りには値段も手頃なので、台湾産が一番よい、という声も聞かれます。

しかし、台湾産のローヤルゼリーは、取り扱っている業者が少ないので、種類や値段などの選択肢はあまりありません。

選択肢が少なくても、安全性と値段の両方を求める人には台湾産をお勧めします。

タイ

タイは、花の種類が違うので、タイ産のローヤルゼリーは、日本産や中国産のローヤルゼリーよりも濃度が高く、ミネラルの含有量が多いのが特徴です。
また、タイ産のローヤルゼリーは、特別な成分のデセン酸の含有量が多いので、品質が良いのが特徴です。
しかし、業者によっては、生産体制や安全性が不明なところもあるので、しっかりと業者のチェックを行う必要があります。
品質のよいローヤルゼリーを購入したい人で、自分で業者のチェックなどをしっかりできる人にはタイ産をお勧めします。

ベトナム

ベトナムは人件費が安いので、ローヤルゼリーの価格も安いというメリットがあります。
品質もよいのですが、ベトナム産は輸入量が少ないので購入しにくい、というデメリットがあります。
ベトナムに仕事や旅行で訪れる機会がある人は、現地で購入してみるといいでしょう。

オーストラリア、ニュージーランド

オーストラリアとニュージーランドはどちらも島国で、ウイルスや細菌に敏感で検査が厳しいのが特徴です。

オーストラリアは、生産過程や施設、成分の表示の虚偽なども厳しくチェックするので安全性が高いです。
ニュージーランドも、国策でミツバチに抗生物質を与えてはいけない、などがあり、安全性は安心できます。

どちらの国も安全性では問題がありませんが、取り扱っている業者が少ないので、購入の際は、インターネットで通販している業者(直販か、もしくは代行業者)を探す必要があります。
オーストラリア産やニュージーランド産は、取り扱い業者が少ないので製品の選択肢があまりないですが、何より安全性を重要視したい人にお勧めします。

ローヤルゼリーはどこの産地を選ぶといいのか

日本に輸入されているローヤルゼリーは、入国時に厳しい検査を通ってきているので、安全性を心配する必要はありません。
どうしても心配な人は、価格は高いですが日本産を選ぶか、外国に養蜂場を持っている日本のメーカーを探すといいでしょう。
ローヤルゼリーを選ぶ際には、(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会の検査をパスした証拠の「公正マーク」がついているものを選び、後は自分が購入したい基準に合った産地のものを選ぶといいでしょう。
 

おわりに

ローヤルゼリーは、日本では消費量の1%しか生産されていないので、ほとんどの場合は産地は外国産です。
蜂は汚染物質に弱く、汚染された土地では死んでしまう上に、ローヤルゼリーは輸入の際に厳しいチェックを受けているので、安全面では外国産でも問題はありません。
製品に検査にパスした証拠の公正マークがついているものを選べば安心です。
ローヤルゼリーの品質は、産地ではなくデセン酸の含有量の多少で決まり、多いものほど高品質なので、購入の際は産地だけではなく、デセン酸の含有量も併せて検討することをお勧めします。

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