ローヤルゼリーによる体質・体調改善効果 免疫力向上について
ローヤルゼリーには、たくさんの効果がありますが、そのひとつに免疫力の向上があります。ローヤルゼリーに含まれているどのような成分が免疫力を向上させるのでしょうか? ここでは、ローヤルゼリーによる体質・体調改善効果のひとつ、免疫力向上について説明します。
免疫力とは?
免疫力とは、体内に侵入した病原菌や毒素に抵抗して打ち勝つ力、また、異物に反応する抗体を作って、発病を抑える抵抗力をつける力のことです。免疫力が高いと、菌に感染しても発病しなかったり、もし、発病しても症状が軽かったりします。
また、免疫力をつけるとがんの予防や改善にも役に立ちます。
ローヤルゼリーに含まれる免疫力向上効果がある成分
デセン酸
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、女性ホルモンに似た働きをしますが、自律神経のバランスを整える働きもあります。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、二つのバランスが取れていることが大事です。
自律神経のバランスが乱れて、交感神経が優位な状態が続くと、緊張が続き、眠れなくなって身体が疲れます。
また、自律神経が乱れると、血管の収縮が強まって血流が悪くなり、低体温(冷え性)になる場合があります。
体温が一度下がると、免疫力が約37%低下すると言われており、病気になりやすい身体になります。
デセン酸は、自律神経を整える働きがあるので、自律神経が乱れて、体力が低下し病気になるのを防ぐ働きがあります。
また、デセン酸には、強い抗菌作用があり、細菌の増殖を防いだり、死滅させたりします。
さらに、デセン酸には、実験によりがん細胞の増殖を抑えてがんを予防したり、白血病を予防したりすることが判明しています。
ただし、デセン酸は、がんや白血病を予防しますが、発病した場合、改善の効果は期待できないことも実験で判明しています。
パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、ウィルスや細菌に対抗する抗体の合成を助ける働きがあるので、免疫力を高めて、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくい身体を作ります。また、パントテン酸は、ストレスに対応する副腎皮質ホルモンの生成を促し、ストレスを緩和する働きもあります。
アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、外から侵入してくるウィルスや細菌に抵抗する力を高めたり、体内で発生するがん細胞が増殖するのを防ぐ働きがあります。ですので、アルギニンは、風邪やインフルエンザなどに対する免疫力を高め、がんを予防する効果があります。
グルタミン
非必須アミノ酸のグルタミンは、リンパ球などの免疫細胞の発育を促すので、免疫力を高める効果があります。ペプチド
ローヤルゼリーのたんぱく質が、酵素で分解されてできたペプチド(2個以上のアミノ酸が結合した状態のもの)は、強い抗酸化作用があり、細胞を活性化させ、細胞死を防いで細胞の生存率を上げることが実験で確認されています。抗酸化作用が強いと、体内の活性酸素が減り、免疫力が上がります。
また、老化を防ぎ、がんや生活習慣病も防止します。
また、全てのローヤルゼリーの効果ではありませんが、酵素分解ローヤルゼリーを続けて摂取すると、人の唾液に含まれるIgA(免疫グロブリンA)という、ウイルスに対するバリア機能がある物質の分泌が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなることが実験で判明しています。
ですので、酵素分解ローヤルゼリーを摂取すると、さらに風邪やインフルエンザに対する免疫力が向上します。
おわりに
免疫力は、ストレスや肉体疲労、血行不良、低体温などの症状があると、低下する場合があります。ローヤルゼリーは、40種類以上の栄養素を含んでいるので、これらの症状にも効果があり、体調を良くして、免疫力を高めます。
また、免疫力を向上させる効果が高いデセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていません。
ですので、ローヤルゼリーは、免疫力を向上させる効果が高い健康食品です。