ローヤルゼリーによる体質・体調改善の効果 強迫観念の軽減について
ローヤルゼリーには、強迫観念を軽減する効果がある成分が含まれています。ここでは、ローヤルゼリーに含まれているどのような成分が、強迫観念の軽減に効果があるのかを紹介します。
強迫観念とは?
強迫観念とは、どんなに打ち消しても心にまとわりついて離れない不快、不安な気持ちで、自分でもつまらないことだとわかっているのに、そのことが頭から離れなかったり、何度も同じことを繰り返してしまいます。そのため、重度になると日常生活に支障が出る場合があります。
例えば戸締りを何度も確認したり、特定の数字や手順にこだわったりするなどの具体例が挙げられます。
これは誰でも身に覚えがあるかもしれませんが、周りの人に迷惑をかけるくらい度を超えている場合は強迫性障害の可能性があります。
ローヤルゼリーは、身体の不調だけではなく、精神の不調にも効果があり、強迫観念を改善する効果がある成分を含んでいます。
ローヤルゼリーに含まれている、強迫観念を軽減する効果がある成分
デセン酸
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、女性ホルモンに似た働きがありますが、自律神経の乱れを整える働きもあります。自律神経には、昼間や活動中に活発になる交感神経と夜間や休憩中に活発になる副交感神経の2つがあり、2つのバランスが取れていることが必要です。
自律神経が乱れると、交感神経の緊張状態が続き、筋肉の緊張や身体の冷えや歪みなどが同時に起こり、不安が募る傾向があります。
ですので、自律神経の乱れが整えられ、副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態になると、自律神経の乱れが原因の強迫観念は改善されます。
トリプトファン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・鉄
体内で特に重要な役割を果たしている神経伝達物質のセロトニンは、心身の安心、心の安らぎに大きな影響を与えているホルモンで、「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンが不足すると不安な気持ちになり、強迫観念がある人は、何回確認行為(例えば、ガスの元栓を閉めたか?とか戸締りをしたか?などの確認をする行為)を行っても、安心感が得らずに確認回数が増えてしまう、と言われています。
必須アミノ酸のトリプトファンは、このセロトニンの材料となる物質なので、トリプトファンを摂取すると セロトニンが増えて安心感が増し、確認の回数が減って強迫観念の軽減に役に立ちます。
また、ビタミンB6 、ビタミンB12 、葉酸、鉄もセロトニンを生成するのに必要な物質です。
メチオニン
うつ病や強迫神経症にかかった人の脳は、ヒスタミンという物質が多く分泌されていることが分かっています。必須アミノ酸のメチオニンは、ヒスタミンの分泌を抑制する働きがあります。
ですので、メチオニンは強迫観念を軽減する働きがあります。
ビオチン
ビタミンのひとつのビオチンは、うつ病や強迫神経症の人の脳に多いヒスタミンという物質を体外に放出する働きがあります。ヒスタミンが減ると強迫観念が軽減するので、ビオチンは強迫観念を軽減する働きがあります。
亜鉛、マグネシウム、カルシウム
亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルは、気持ちを安心させる働きがあり、精神の安定に大切な成分です。亜鉛、マグネシウム、カルシウムを摂取すると安心感が増すので、強迫観念が強くなるのを抑える効果が期待できます。
おわりに
ローヤルゼリーは、強迫観念を改善する効果がある成分を含んでいます。みつばち研究助成基金採択研究による実験では、ローヤルゼリーには強迫症状を改善する効果が見られ、ローヤルゼリーの投与量が多いほど効果が高いことが判明しています。
ローヤルゼリーは、薬ではないので、強迫観念を治療することはできませんが、毎日摂取することで強迫観念を軽減する効果が期待できます。
ただし、薬を服用している人は、摂取する際には医師に相談してください。