ローヤルゼリーによる病気の予防・改善の効果 EDについて
目次
ED(勃起不全)とは?
ED(英語でErectile Dysfunctionの頭文字)とは、性交時に十分な勃起やその維持ができないため、満足な性交が行えない状態をいいます。EDの原因
EDの原因は4つあります。加齢
加齢によって動脈硬化が進むと、血流が悪くなります。勃起は、陰茎に十分に血液が流れ込んで起こるので、血流が悪くなると勃起が上手くできなくなります。
また、加齢や男性更年期障害によって男性ホルモンが減少すると、性欲が減退してEDになる場合もあります。
ストレスや、ストレスからくる自律神経の乱れ
強いストレスを感じて不眠症やうつ状態になると、性的な興奮が感じられなくなり、勃起しにくくなる場合があります。また、緊張したり、過去の勃起の失敗が強く記憶に残って勃起できなくなる場合もあります。
動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病
生活習慣病のひとつの動脈硬化になると、血管の壁が狭くなって血液の流れが悪くなり、勃起しにくくなります。また、糖尿病になって高血糖の状態が続くと、神経に障害が起きます。
そうなると性的な刺激が脳に伝わりにくくなってEDになる場合があります。
その他、病気やケガ
前立腺関係の病気になると、前立腺周辺の血管や神経が圧迫され、陰茎に血液が流れ込みにくくなって勃起しにくくなる場合があります。また、怪我によって脊椎や骨盤が損傷してEDになる場合があります。
ローヤルゼリーは、EDを予防、改善する成分を含んでいます。
また、EDの原因になるストレスや自律神経の乱れ、動脈硬化、糖尿病を予防、改善したりする成分も含んでいます。
EDの予防、改善に効果があるローヤルゼリーの成分
EDに効果がある成分
〇亜鉛ミネラルのひとつの亜鉛は、EDの予防や改善にさまざまな効果があります。
・男性ホルモンをつくる
亜鉛は、男性ホルモンのテストステロンを生成するのに必要な物質です。
・精子や精液をつくる
亜鉛は、精子や精液をつくるのに必要で、不足すると精子や精液の量が減って精力が減退します。
・糖尿病を予防する
亜鉛は、糖尿病の予防、改善に大きく関わるインスリンの合成を促したり、インスリンの分泌量を調整したりするので、糖尿病の予防や改善に効果があります。
・ストレスを軽減する
亜鉛は、脳の伝達物質を合成するので、亜鉛が不足すると脳の伝達がスムーズにいかなくなってストレスを感じます。
亜鉛が十分に摂取されると、伝達物質が増えてストレスを感じにくくなったり、感じても早く立ち直ることができます。
〇アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、一酸化窒素の生産を助けます。
一酸化窒素は、血管を拡張して血流をよくするので、EDの予防や改善に効果があります。
〇ビタミンB群
ビタミンB群は、神経の働きを調整して性的な刺激を脳に伝える働きがあります。
また、ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、ストレスに対応する副腎皮質ホルモンの合成を助け、副腎皮質ホルモンの分泌を促して、ホルモンのバランスを整えたり、ストレスを軽減したりします。
ストレスによる自律神経の乱れに効果がある成分
〇デセン酸(10ヒドロキシデセン酸)デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分のひとつで、さまざまな効果があります。
デセン酸は、間脳の視床下部に働きかけて、自律神経の乱れを整える働きがあります。
自律神経には、昼間や活動時に活発に働く交感神経と、夜間や休憩時に活発に働く副交感神経の2つがあります。
自律神経が乱れると、交感神経が優位のままになって緊張状態が続き、心身が休まらないのでイライラしてストレスが溜まります。
デセン酸は、副交感神経の働きを優位にして自律神経の乱れを整える働きがあります。
副交感神経が優位になると、心身がリラックスし、緊張した交感神経が休まってストレスが緩和されます。
〇アセチルコリン
アセチルコリンは、脳の神経細胞間の情報の伝達を速める伝達物質で、デセン酸と同じように間脳に働きかけて自律神経の乱れを整えます。
アセチルコリンは、特に副交感神経を優位にして身体をリラックスさせ、血管が収縮するのを防ぐので、血流がよくなりEDを予防します。
また、副交感神経が優位になることで心身がリラックスするので、ストレスが軽減されます。
〇γ‐アミノ酪酸(GABA)
非必須アミノ酸のγ‐アミノ酪酸(ガンマ‐アミノらくさん)は、副交感神経を活発にして心身をリラックスさせ、自律神経の乱れを整えます。
動脈硬化に効果がある成分
〇デセン酸デセン酸には、善玉コレステロールを合成する働きもあります。
善玉コレステロールは、悪玉コレステロールを取り除いて肝臓に運ぶ働きがあるので、血中のコレステロール値を下げます。
〇アピシン
アピシンは、ローヤルゼリーにしか含まれない特別な成分のひとつで、たんぱく質のひとつです。
アピシンは、脂質の代謝を促進して、コレステロール(脂質のひとつです)を血液中に溜まりにくくするので、動脈硬化の予防に効果があることが実験で判明しています。
〇パントテン酸
ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、デセン酸と同じように善玉コレステロールの合成を促すので、血中のコレステロール値を下げる働きがあります。
また、パントテン酸は、ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンの働きを助けるので、ストレスを軽減する効果もあります。
〇イノシトール
ビタミン様作用物質(ビタミンと似た働きをしますが、体内で合成できて他の栄養素で代用ができ、欠乏症にもならないのでビタミンと区別されている栄養素のことです)のイノシトールは、脂肪とコレステロールの流れをよくして血中コレステロール値を下げる働きがあるので、動脈硬化の予防、改善に効果があります。
〇メチオニン
必須アミノ酸のメチオニンは、肝臓の代謝をよくして血液中のコレステロールを燃焼させ、肝臓に脂肪が溜まることを防ぎます。
ですので、メチオニンは、脂肪肝(肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態)を防ぎ、脂肪肝が進行して、肝硬変や動脈硬化になることを予防します。
また、メチオニンは、血液中のコレステロールを減らすタウリンを合成するのに必要なので、動脈硬化の予防、改善に効果があります。
〇タウリン
非必須アミノ酸のタウリンは、リパーゼ(脂肪を消化する酵素のひとつ)などの酵素の働きを助け、 肝臓で胆汁酸の合成を促します。
胆汁酸は、血液中のコレステロールを材料に作られるので、胆汁酸が多く作られるとコレステロールが減り、動脈硬化の予防や改善になります。
〇ペプチド
ローヤルゼリーのたんぱく質が、酵素で分解されてできたローヤルゼリーのペプチド(2個以上のアミノ酸が結合した状態のもの)は、強い抗酸化作用があることが、実験で判明しています。
抗酸化作用とは、活性酸素を抑える働きのことで、活性酸素が増えると血管の中のLDL(悪玉コレステロール)が、酸化して「酸化LDL」になります。
白血球のマクロファージは、体内に発生した異物を捕食して消化する働きがあり、酸化LDLを異物と判断し、食べた後に死んで残骸になります。
こうして、血管の中に残骸が溜まることで血管の内側が狭くなり、高血圧や動脈硬化になることが判明しています。
マクロファージは、酸化LDLだけを異物として判断し、LDLは食べません。
活性酸素を減らすと、LDLが酸化LDLにならないので、マクロファージが食べて残骸になり、血管が細くなって動脈硬化になることもありません。
糖尿病に効果がある成分
〇デセン酸デセン酸には、インスリンと似た作用もあり、糖の代謝を助ける働きがあります。
糖は分解されると、ブドウ糖になってエネルギーとして利用されたり、脂肪やグリコーゲンとして蓄えられたりします。
インスリンは、この働きを助けるので、血液中にブドウ糖が増えて血糖値が上がることを防ぎます。
デセン酸は、インスリンに似た作用があるので、血糖値を下げて糖尿病を予防したり改善したりする効果があります。
〇マグネシウム
マグネシウムは、インスリンがブドウ糖を細胞内に取り入れる時に必要な物質です。
ですので、マグネシウムが不足するとブドウ糖が取り込まれなくなり、血糖値が高いままになって糖尿病になる可能性が高くなります。
〇ビタミンB1
ビタミンB1は、糖がエネルギーに変わる時(糖の代謝)に必要なので、ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖が血液中に残って血糖値が上がってしまい、糖尿病になりやすくなります。
また、糖尿病になると、血液からビタミンB1が失われて、尿と一緒に体外に排出されてしまいます。
ビタミンB1が、不足すると血管の細胞にダメージが与えられ、そこにコレステロールなどが沈着して動脈硬化や炎症が起きる場合があります。
〇ビタミンB2
ビタミンB2は、脂質の代謝を促します。
脂質の代謝が悪くなると、脂肪が蓄積してインスリンの働きが悪くなります。
そうなると、ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなって血糖値が上がります。
ビタミンB1と2は、セットで摂取すると効果が高くなります。
おわりに
ローヤルゼリーは、EDの予防や改善に効果がある成分や、EDの原因になるストレスによる自律神経の乱れ、動脈硬化、糖尿病に効果がある成分を多く含んでいます。また、上記以外にも、肥満や高血圧などの生活習慣病に効果がある成分も含んでいます。
ローヤルゼリーは、40種類以上の栄養素を含んでいるので体調を整える効果が高く、体力をつけ気力を充実させてEDを予防、改善する効果もあります。
EDはいくつもの原因が重なって起こることも多いので、EDの予防、改善には、さまざまな症状に効果があるローヤルゼリーをお勧めします。