ローヤルゼリーによる病気の予防・改善の効果 ガンについて
ローヤルゼリーには、ガンを予防したり、ガンの原因を予防、改善する効果があります。ここでは、ローヤルゼリーによる病気の予防、改善の効果のひとつ、ガンについて紹介します。
ガンとは?
ガンとは、正常な細胞が、なんらかの原因で突然変異を起こすことで発生します。正常な細胞は、状況に応じて増えたり、増えることをやめたりしますが、ガン細胞は増え続け、周囲の大事な組織を破壊し、放置すれば最終的には全身に転移して死に至ります。
ガンの原因
ガンの原因は、免疫力の低下、加齢によるホルモンバランスの乱れ、ストレス、発がん物質の蓄積、感染症などだと考えられています。ローヤルゼリーには、ガンの原因を予防したり改善したりする成分が含まれています。
ローヤルゼリーに含まれているガンの予防に効果がある成分
デセン酸
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、女性ホルモンに似た働きをしますが、その他にもさまざまな効果を持っています。デセン酸は、夜間や休憩時に活発に活動する副交感神経と、活動時に活発に活動する交感神経のバランスを整えて、自律神経の乱れを整える働きがあります。
自律神経とホルモンバランスは、どちらも脳の視床下部でコントロールされていて、互いに影響を与えているので、自律神経が整うとホルモンバランスも整います。
また、自律神経が乱れると、体調が悪くなり、体温が下がって免疫力が低下します。
ですので、デセン酸は、自律神経の乱れを整えて、ガンの原因のひとつのホルモンバランスの乱れや免疫力の低下を防ぐ効果があります。
パントテン酸
ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、ストレスに対抗する抵抗力を高める副腎皮質ホルモンの働きを促進します。ガンの治療でストレスを受けた時には、パントテン酸を補給すると回復が早くなります。
また、パントテン酸はウイルスや細菌に抵抗する抗体の合成を助ける作用があるので、免疫力を高める効果があります。
ビタミンB1
ビタミンB1が不足すると乳酸(疲労回復を手助けする物質)が蓄積して、血液の酸性度が高くなりすぎた状態(乳酸アシドーシス)になる、と研究で発表されています。ガンは、乳酸アシドーシスによってできる酸毒を成長因子にして成長します。
ですので、ビタミンB1 を豊富に摂取するとガンの成長因子を減らします。
ビタミンB12と葉酸
ビタミンB12と葉酸は、肺がんの前がん状態の気管支上皮の異形性を正常な状態に戻す効果があることが臨床実験のデータで確認されています。ですので、ビタミンB12と葉酸は、ガンの予防が期待されています。
ビタミンD
ビタミン Dは、大腸がんの発生を予防する効果や、ガンの進行や再発、転移の抑制する効果が認められています。ガンにかかった人のビタミンDの血中濃度を測定し、低い人には摂取を進めている病院もあります。
アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、ガン細胞が増加するのを防ぐ働きがあります。グルタミン
非必須アミノ酸のグルタミンは、リンパ球などの免疫細胞の発育を促して免疫力を高める効果があります。ペプチド
ローヤルゼリーのたんぱく質が酵素で分解されてできたペプチド(2個以上のアミノ酸が結合した状態のもの)には、強い抗酸化作用があることが実験で確認されています。抗酸化作用が強いと、体内のがん細胞発生の原因となる活性酸素が減って、免疫力が上がり、老化やガンを防ぐ効果がや生活習慣病を防ぐ効果があります。
ローヤルゼリーのガンを予防する効果
ローヤルゼリーは、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化する働きがある、とマウスの実験では確認されています。NK細胞は、常に全身を回り、ガン化した細胞やウィルスがいないかをパトロールし、異常な細胞を見つけるとすぐに攻撃して排除する働きがあり、細胞のガン化を防ぎます。
また、実験では、ガン細胞の周りに血管ができることを阻止する働きも確認されています。
ガン細胞は、酸素と栄養を得るために、血管を増やす増殖因子を分泌して、自らの周りに血管を増やします。
(血管新生)がん細胞も健康な細胞同様に血管がないと生きていけないので、血管新生を阻止するとガン細胞の死滅を促すことができます。
ですので、ローヤルゼリーには、ガンを防止する効果が期待できるとされています。
ただし、ローヤルゼリーのどの成分がこれらの効果をもたらしているかはまだ判明していません。
おわりに
ガンは、早期発見できると治療の効果も高いですが、ガンの早期は自覚症状がほとんどないので、発見は難しいです。ですので、ガンを予防する効果がある成分を多く含むローヤルゼリーを摂取して、ガンの予防に役立てることをお勧めします。
また、ローヤルゼリーには40種類以上の栄養素があり、副作用もないので、ガンになってしまった人が、症状の改善と治療で弱った身体の栄養補給に摂取することもお勧めします。
ただし、治療中の人は医師に相談の上で摂取してください。