ローヤルゼリーによる体質・体調改善効果 ホルモンバランスの乱れの改善
ローヤルゼリーにはたくさんの効果がありますが、その中のひとつにホルモンのバランスを整える効果があります。ここでは、ローヤルゼリーによる体質・体調改善効果のひとつ、ホルモンバランスの乱れの改善について説明します。
ホルモンとは?
ホルモンとは、身体の中で、情報を伝え合って身体の状態を一定に保つように働いている物質で、内分泌腺(ないぶんぴつせん)から血液中に分泌されています。ホルモンは、身体を健康に保つためにいろいろな機能を調整していて、主に生命、活動の維持、成長、成熟、生殖機能に作用しています。
ホルモンは、判明しているだけでも100種類以上あります。
身体の中の内分泌腺には、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、すい臓、生殖腺などがあり、それぞれ異なった働きのホルモンが作られています。
ホルモンは、必要な時に、必要なだけ作られ、特定の器官の細胞にしか働きかけません。
また、ホルモンの量は多すぎても少なすぎても、さまざまな症状を引き起こします。
ホルモンの分泌と自律神経は、脳の「視床下部」という同じ場所でコントロールされているので互いに影響しており、ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れ、自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れます。
ローヤルゼリーには、ホルモンバランスの乱れを防ぐ成分や、自律神経の乱れを整える効果のある成分が含まれています。
ローヤルゼリーに含まれているホルモンバランスを整える成分
デセン酸
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、女性ホルモンに似た働きをします。女性に多い更年期障害は、女性ホルモンの分泌量が、閉経の前後から急激に低下することによって、身体にさまざまな不調を引き起こす症状です。
デセン酸は、女性ホルモンに似た作用があるので、分泌量が減ってしまった女性ホルモンの代わりに身体に働きかけ、ホルモンバランスの乱れを整えて、不調を改善する効果があります。
また、デセン酸は、自律神経の乱れを整える働きもあります。
自律神経には、身体が活発に動いている時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経があり、この二つの神経のバランスが乱れると、ストレスを感じたり、鬱(うつ)、めまい、不眠、胃腸障害などさまざまな身体の不調を引き起こします。
デセン酸は、交感神経と副交感神経のバランスを整え、これらの不調を改善する効果があります。
アセチルコリン
アセチルコリンは、脳が出す指令を伝達する速度を速める作用がある伝達物質で、間脳に働きかけて自律神経の乱れを整えます。アセチルコリンは、上記のデセン酸と同様に自律神経のバランスを整える作用がありますが、特に、副交感神経の働きを高める作用があります。
副交感神経が優位になると、心身がリラックスし、交感神経の緊張が緩まって自律神経のバランスが整います。
パントテン酸
副腎皮質ホルモンが不足すると、アトピー、ぜん息、花粉症、鼻炎の原因になる場合があります。副腎皮質ホルモンは体内の内分泌系のうち、副腎の副腎皮質から分泌されるホルモンで、体内の炎症を抑える働きがあり、この働きがアトピーやぜんそくの炎症反応を鎮める役割を担っているからです。
ビタミンB群のパントテン酸は、副腎皮質ホルモンの分泌を促して、ホルモンのバランスを整え、アトピーや花粉症、喘息による炎症を防ぐ効果があります。
ビタミンE
ビタミンEは、性ホルモンの分泌を調整する脳下垂体に働きかけ、ホルモンバランスを整えて、 ホルモンバランスの乱れによって起こる生理痛や生理不順、月経前症候群などの症状を改善する効果があります。カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル
カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルは、生命活動に欠かせない成分で、身体のいろいろな機能を調整する働きがあり、神経の働きにも関わっています。神経の働きが正常だと、ホルモンのバランスも乱れません。
カルシウムは、骨を作ることが知られていますが、神経の伝達に必要な物質で、マグネシウムも神経の伝達を正常に保つ働きがあります。
神経の伝達がスムーズに行われると、ホルモンバランスの乱れも整います。
亜鉛は、不足すると性ホルモンの分泌量が減り、卵巣の成長が悪くなることがあります。
まとめ
ホルモンは少量で効果を発揮しますが、分泌される量が多すぎても少なすぎても身体のあちこちに不調を引き起こします。デセン酸は、ホルモンバランスの乱れを防ぐ効果や、自律神経の乱れを整える効果が高い成分で、ローヤルゼリーにしか含まれていません。
また、デセン酸以外にも、アセチルコリンをはじめホルモンバランスを整える成分がローヤルゼリーには多く含まれているので、更年期障害がつらい人、自律神経やホルモンバランスの乱れによる症状が気になる人にローヤルゼリーをお勧めします。