ローヤルゼリーによる体質・体調改善 冷え性について
ローヤルゼリーは、たくさんの栄養素を含んでいるのでその効用も多いですが、その中に冷え性を改善する効果があります。ここでは、ローヤルゼリーによる体質・体調改善効果のひとつ、冷え性について紹介します。
冷え性について
冷え性とは?
冷え性とは、特に手や足の先などの末端や上腕部、大腿部などが温まらず、常に冷えているような感覚がある症状のことをいい、むくみ、貧血、肩こり、自律神経の乱れ、肌荒れの原因となります。冷え性が女性に多い理由
冷え性は女性に多いのですが、その訳は、女性は男性より筋肉が少なく、脂肪が多いせいだと言われています。脂肪は、一度冷えるとなかなか温まらない性質を持っているので、冷え性の原因になると言われています。
また、女性ホルモンや自律神経のバランスが乱れると、冷え性の原因になる場合があります。
男性や高齢者にも冷え性はある
冷え性は、女性に多いですが、男性の1割は冷え性だと言われています。また、冷え性は、ストレス、筋力の低下、生活習慣病による動脈硬化が原因でなることがあり、特に高齢者は、動脈硬化によって血行が悪くなり、その結果、冷え性になる場合があります。
冷え性に効果があるローヤルゼリーの成分
デセン酸(10ハイドロキシデセン酸)
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない成分で、女性ホルモンに似た働きをします。デセン酸は、自律神経の乱れを整える作用があるので、血管が収縮して血液の流れが悪くなり、手足が冷えるのを防ぎます。
また、女性ホルモンが乱れると、血行が悪くなり冷え性の原因になりますが、デセン酸は、ホルモンバランスを整える作用もあるので、女性ホルモンの乱れを整えて冷え性を防ぎます。
アセチルコリン
神経伝達物質のアセチルコリンは、自律神経の乱れを整え、緊張を緩めてストレスを緩和します。また、副交感神経を刺激し、血管を広げたり、消化機能や発汗機能を促したりする作用があるので、冷え性を改善する働きをします。
パントテン酸
ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、血中コレステロールや中性脂肪を取り除き、血液が身体に行き渡るようにする作用があるので、末端まで血液が流れ冷え性が改善します。アルギニン
非必須アミノ酸のひとつのアルギニンは、血管を拡張して血行を良くし、筋力アップに効果が高いので、冷え性を改善する働きをします。このように、ローヤルゼリーには冷え性を改善する成分が含まれています。
実際に、学術研究で、ローヤルゼリーを摂取した後に手足の末端の温度をサーモグラフィーで調べると、明らかに温度が上がっていることが発表されています。
おわりに
ローヤルゼリーには、冷え性に効果がある成分がいくつも含まれています。また、栄養バランスを整え、身体の不調を治すことも冷え性の改善に繋がります。
ローヤルゼリーは、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を多く含んでいて身体の不調を改善するので、その点でも冷え性に効果があります。