生ローヤルゼリーの保存方法
目次
生ローヤルゼリーは生鮮食品と同じなので、保存に気を使う必要があります。ここでは、生ローヤルゼリーの保存方法を紹介します。
生ローヤルゼリーとは?
生ローヤルゼリーは、移虫(人工王台に働き蜂の幼虫を移すこと)してから72時間以内に採取したローヤルゼリーを、不純物をろ過しただけでそのまま瓶に詰めたものです。ですので、生ローヤルゼリーは生鮮食品と同じだと考えて取り扱ってください。
生ローヤルゼリーは、熱、紫外線に弱く、空気中の酸に触れると酸化します。
酸化とは、空気中の酸素が食品に触れて化学反応を起こすことです。
ローヤルゼリーの場合は、酸化すると味や匂いが薄くなり、色が濃くなります。
酸化したローヤルゼリーは、摂取しても健康には害はありませんが、効果が低くなります。
生ローヤルゼリーの賞味期限
生ローヤルゼリーの賞味期限は、常温で約15日、冷蔵庫で約3カ月、冷凍庫で約1年です。生鮮食品と同じなのに、常温での賞味期限が15日もあるのは、ローヤルゼリーにだけ含まれている特別な成分のデセン酸に、抗菌、殺菌作用があるためだと言われています。
生ローヤルゼリーの保存方法
常温の場合
生ローヤルゼリーは、常温だと約15日しか持たないので、冷蔵、もしくは冷凍保存をお勧めします。常温で保存する場合は、直射日光を避け、風通しがよく温度の差が少ない場所に保管してください。
冷蔵庫の場合
冷蔵庫で保存する場合は、密封性の高い容器に保存しましょう。摂取する際には蓋の開閉をすばやく行い、ローヤルゼリーがなるべく空気に触れないようにして酸化を防ぎましょう。
冷凍庫の場合
冷凍庫に保存する場合は、小分けして冷凍し必要な量だけ解凍します。容器はしっかりと蓋がしまる密閉容器を使用することをお勧めします。
密閉容器がかさばる場合は、ジップロックなどを使用してもいいでしょう。
また、金属のスプーンは、ローヤルゼリーの栄養素と化学反応を起こし、栄養素が壊れてしまう場合があるので、作業の際には使わないでください。
お勧めの保存方法と購入方法
生ローヤルゼリーは、空気に触れると酸化して鮮度が落ちてしまいます。また、水分が70%近く含まれているので、時間がたつと品質が変わることがあります。
ですので、生ローヤルゼリーは小分けして冷凍庫で保存し、摂取する分だけ解凍することをお勧めします。
ローヤルゼリーは、冷凍ができますが、冷凍保存をしても栄養素は少しずつ壊れていきます。
ですので、大量購入よりは割高ですが、少な目に購入して冷凍保存をしながら買い足しをした方が品質を保ったものをいつも摂取できます。
また、もともと小分けして冷凍で送ってくるメーカーもあるので、小分けして冷凍するのが負担になる人は、そのような商品を購入するといいでしょう。
まとめ
生ローヤルゼリーは、採取したローヤルゼリーを不純物をろ過しただけで瓶につめたものなので、 生鮮食品と同じで熱や紫外線に弱く、空気に触れると酸化します。ですので、生ローヤルゼリーは保存方法に気を使う必要があります。
生ローヤルゼリーは、密閉容器に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
できれば、小分けして冷凍し、必要な分だけ解凍すると品質を保ったまま摂取できます。
しかし、冷凍しても時間の経過と共に栄養素は徐々に壊れるので、少な目の量を購入し、冷凍保存しながら買い足していくといいでしょう。