ローヤルゼリーによる病気の予防、改善の効果 口内炎について
目次
ローヤルゼリーには、口内炎を予防したり、改善したりする効果があります。ここでは、ローヤルゼリーのどんな成分が口内炎の予防や改善に効果があるのかを説明します。
口内炎とは?
口内炎とは、口の中や周辺の粘膜に起きる炎症の総称です。口内炎の種類と原因
口内炎には4つの種類があり、それぞれ原因があります。アフタ性口内炎
一般的に多くみられる口内炎で、原因ははっきりとはわかっていませんが、疲労やストレスによる免疫力の低下が原因だと言われています。また、ビタミン(特にB群)不足も原因のひとつだと考えられています。
カタル性口内炎
カタル性口内炎は、入れ歯矯正器具や熱い食べ物などが、粘膜と接触してできた傷に細菌が繁殖して起こる口内炎で、粘膜が赤く腫れたり、ものを食べた時にしみたりします。また、カタル性口内炎は、虫歯が原因で起こることもあります。
ウイルス性口内炎
ウイルス性口内炎は、ヘルペスウイルスなどのウイルスの感染が原因で起こる口内炎で、体調が悪い時や、免疫力が低下している時に感染しやすいです。カンジダ性口内炎
カンジダ性口内炎は、もともと口の中にいるカンジダという真菌が繁殖して起こる口内炎で、免疫力が低下している時に起こります。また、抗生物質を長期間服用していると、口の中の細菌のバランスがくずれて起こる場合もあります。
口内炎は4つの種類がありますが、原因のひとつはビタミンなどの栄養の不足で、もうひとつは免疫力の低下です。
また、免疫力はストレスや肉体疲労が原因で低下します。
ローヤルゼリーは、体内に侵入した細菌に抵抗する力をつけ、免疫力を高める効果がある成分、免疫力を低下させる原因のストレスや肉体疲労を軽減する成分を含んでいます。
口内炎の予防、改善に効果があるローヤルゼリーの成分
免疫力向上に効果がある成分
〇デセン酸デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分で、口内炎の予防、改善に効果があるさまざまな作用があります。
・免疫力向上
デセン酸は、自律神経の乱れを整える働きがあります。
自律神経には、昼間や活動中に活発に働く交感神経と、夜間や就寝中に活発に働く副交感神経の2つがあり、バランスよく働くことが大事です。
自律神経が乱れて交感神経が優位な状態が続くと、緊張が続いて身体が疲れたり、血管の収縮が強くなって血液の流れが悪くなったりして、冷え性になる場合があります。
体温が1度下がると、免疫力は約30%低下して、細菌に感染しやすくなったり、病気になりやすくなったりすると言われています。
ですので、デセン酸は、自律神経が乱れて体温が低下し、免疫力が下がるのを防ぐ働きがあります。
・ストレス軽減
自律神経の乱れが整うと、副交感神経が優位になって心身がリラックスするので、ストレスも軽減され、免疫力の低下の予防に役立ちます。
・抗菌作用
デセン酸には強い抗菌作用があり、細菌の増殖を防いだり、死滅させたりする働きがあるので、細菌の感染による口内炎を予防、改善する効果があります。
〇パントテン酸
ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、ウイルスや細菌に抵抗する副腎皮質ホルモンの合成を助ける働きがあるので、免疫力を向上する効果があります。
また、副腎皮質ホルモンは、ストレスに対抗する働きもあるので、ストレスの軽減にも効果があります。
〇アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、ウイルスや細菌に抵抗する力を高める働きがあるので、ウイルス性口内炎の予防、改善に効果があります。
〇グルタミン
非必須アミノ酸のグルタミンは、リンパ球などの免疫細胞の発育を促進して免疫力を高める働きがあります。
〇ペプチド
ローヤルゼリーのたんぱく質が酵素で分解されてできたペプチド(2個以上のアミノ酸が結合した状態のもの)は、強い抗酸化作用(細胞を酸化させて、身体にダメージを与える活性酸素を抑える働き)があります。
抗酸化作用が強いと、体内の活性酸素が減って身体が受けるダメージが減り、その結果、免疫力が高くなります。
疲労回復に効果がある成分
〇ビタミンB1ビタミンB1は、糖質を代謝してエネルギーに変えるので、疲労回復に役に立ちます。
また、神経の働きをスムーズにして、不眠や神経過敏によるイライラを防ぎ、ストレスを軽減する働きがあります。
〇アスパラギン酸
非必須アミノ酸のアスパラギン酸は、疲労の原因の乳酸を分解してエネルギーに変え、口内炎の原因のひとつの疲労を回復します。
口内炎に効果があるその他の成分
〇葉酸ビタミンB群のひとつの葉酸は、細胞分裂を助け、細胞の成長を促します。
ですので、口内炎ができにくくなり、もしできても治りを早くします。
〇ビタミンB6
ビタミンB6は、皮膚の新陳代謝を助けて粘膜や皮膚の健康を保つ働きがあるので、口内炎の予防や改善に高い効果があります。
ローヤルゼリーの口内炎に対する効果の実験
みつばち健康科学研究所の実験によると、ローヤルゼリーは、抗ガン剤を投与した際に起こる口内炎の悪化を抑え、その後、治癒を促進することが判明しています。実験では、ローヤルゼリーを含むワセリンを一日一回湿布すると、抗ガン剤を投与した際に起こる口内炎の悪化が抑えられ、治癒を促進することが判明しています。
この結果から、ローヤルゼリーには、抗ガン剤の投与による口内炎の防止や改善だけではなく、一般の口内炎にも効果があることが期待されています。
まとめ
口内炎の原因には、ビタミン不足、ストレスや疲労による免疫力低下がありますが、ローヤルゼリーにはこれらの原因に効果がある成分が含まれています。さらに、細菌の感染を予防する働きもあるので、ローヤルゼリーは、口内炎の予防や改善に効果があります。