ローヤルゼリーの成分 特有成分 ビオプテリン
ローヤルゼリーには、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分があります。ここでは、ローヤルゼリーに含まれている特別な成分の中の「ビオプテリン」について説明します。
ビオプテリン
ビオプテリンは、ノーベル賞受賞者のブテンナンド博士によって1957年に発見された成分で、体内で合成される補酵素(酵素の働きを助ける)のひとつです。ビオプテリンは、脳や肝臓に多く存在しており、肝臓では補酵素として働き、脳では神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの合成に必要な成分になります。
ドーパミンは、やる気や集中力を上げる効果があり、セロトニンは、心のやすらぎや心身を安定させる効果があります。
ドーパミンやセロトニンは、ストレスを感じると減ることが判明しているので、ビオプテリンを摂取するとストレスを感じても効果を減らさずに保つことができます。
また、ビオプテリンは、抗酸化作用があるので、老化の原因になったり、悪玉コレステロールを血管に沈殿させて血管の壁を狭くする活性酸素を除去する働きがあります。
ですので、ビオプテリンは、動脈硬化、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの生活習慣病の予防、改善に効果がある、と考えられています。
ただし、なんらかの要因によっては、活性酸素を発生させる原因になる可能性も疑われており、今後の研究が待たれています。
さらに、ビオプテリンは細胞を成長させる成長促進の効果があるので、子供の成長や肌の生まれ変わりに効果があると言われています。
その他にも、ビオプテリンは、血管の拡張、血管を作る、免疫力を上げる、などに有効なことが判明しつつありますが、詳しいことはまだわかっておらず今後の研究が期待されています。
おわりに
ビオプテリンは、あまり知られていない成分で、その効果もまだはっきりとは判明していません。ビオプテリンは、自然界ではローヤルゼリーにしか含まれておらず、ローヤルゼリーの持つ、ただの蜂を女王蜂に変える働きを担っている成分のひとつ、と考えられています。