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ローヤルゼリーの成分 特有成分 デセン酸

ローヤルゼリーには、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分があります。
ここでは、ローヤルゼリーに含まれている特別な成分の中の「デセン酸」について紹介します。

デセン酸

デセン酸は、正式な名称を「10‐ハイドロキシ‐δ(デルタ)‐2-デセン酸」といい、脂肪酸の一種です。
デセン酸には次のような効果があります。

自律神経失調症の予防、改善

デセン酸は、視床下部(間脳にあり自律神経の調整をするところ、ししょうかぶと読みます)に働きかけて自律神経(生命維持に必要な全身の活動を調整する神経)の乱れを整えます。

自律神経は、昼間や身体の活動時に働く「交感神経」と、夜間や安静時に働く「副交感神経」があり、この2つの神経は正常時にはバランスよく働いています。

このバランスが乱れると、交感神経が優位のままで副交感神経が働かず、心身が休まらないので 全身の機能が正常に働かなくなり、鬱(うつ)、肩こり、不眠、胃腸障害などのつらい不調が起こります。

デセン酸は、自律神経の乱れを整えて、副交感神経を優位に働かせ、身体をリラックスさせて心や身体の機能の安定を助けます。

更年期障害の予防、改善

女性に多い更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンが急激に減少してホルモンのバランスが乱れることによって起こります。

女性ホルモンが減少すると、脳がそれを改善しようと働きます。
しかし、女性ホルモンは増えないので、自律神経の働きが乱れてめまい、鬱(うつ)、肩こり、不眠、胃腸障害などのつらい不調が起こる場合があります。

デセン酸は、女性ホルモンに似た働きがあるので、女性ホルモンの分泌量が減った時に代わりに働いて、ホルモンバランスの乱れを整えます。

さらに、デセン酸は、自律神経のバランスも整えるので、女性ホルモンの減少によって乱れた自律神経も整えます。

このように、デセン酸は、更年期障害の改善に大きな効果があります。

糖尿病の予防、改善

デセン酸には、インスリンに似た働きもあります。
インスリンは、糖が分解されてブドウ糖になり、エネルギーとして利用されたり脂肪やグリコーゲンとして体内に蓄えられたりするのを助けるので、血液中にブドウ糖が増えて血糖値が上がるのを防ぐ働きがあります。
ですので、デセン酸は、糖尿病の予防や改善に効果があります。

コレステロール値を下げる

デセン酸は、血液中のコレステロール値を下げる働きがあるので、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞脂質異常症、肥満、がんなどの生活習慣病を予防する効果があります。

免疫力アップ

デセン酸は、抗菌、殺菌作用があり、身体に侵入したウイルスを食い止めたり、死滅させたリします。

また、自律神経が乱れて身体が疲れたり、体温が低下したりすると免疫力が低下します。
体温が低下すると、血液の流れが悪くなり、血液中のウイルスや細菌を攻撃するリンパ球の働きが悪くなって、免疫力が下がります。

デセン酸は、自律神経の乱れを整えるので、体温が低下して免疫力が下がるのを防ぎます。

さらに、デセン酸は、がん細胞の増殖を抑えたり、白血病を予防したりすることが実験で判明しています。

肌や髪を健康に保つ

デセン酸は、皮脂の分泌量を調整する働きがあるので、乾燥肌や脂性肌に効果があり、ニキビや吹き出物を防いだり、髪の毛を健康に保ったりします。

おわりに

ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分は、デセン酸(脂肪酸)、アピシン(たんぱく質)、類パロチン(ホルモン物質)、ビオプテリン(自然界ではローヤルゼリーにしか含まれていない成分で、酵素の働きを助ける補酵素)の4つが判明していますが、まだ全ては判明していません。
デセン酸は、自律神経やホルモンバランスを整え、糖尿病、生活習慣病の予防、改善、免疫力の向上、美肌効果、育毛効果などさまざまな効果があります。
デセン酸の含有量が多いほどローヤルゼリーの質もよいとされているので、デセン酸は、まさにローヤルゼリーを代表する成分です。

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