おいしく生ローヤルゼリーを飲むために
目次
生ローヤルゼリーは、独特の酸味や舌にピリっとくる刺激があり、摂取するのが苦手な人も多いですが、相性がいい飲み物や食べ物と混ぜると摂取しやすくなります。ここでは、生ローヤルゼリーと相性がいい飲み物や食べ物と、摂取の際の注意点を紹介します。
相性がいい食べ物や飲み物
シャーベット、アイスクリーム
ローヤルゼリーは、シャーベットやアイスクリームに混ぜると冷たさと甘さで摂取しやすくなります。生ローヤルゼリーは酸味が強いので、柚子味やレモン味のような柑橘系の味や牛乳、ヨーグルト味と相性がいいです。
混ぜ方のコツ
シャーベットやアイスクリームの中央を少しへこませて、ティースプーン1杯程度のローヤルゼリーを乗せてから混ぜ込むと、上手く混ざります。食べる際は、生ローヤルゼリーが舌に触れないようにして食べれば、独特の酸味やピリッとした刺激を感じずに食べられます。
牛乳
ローヤルゼリーは乳製品との相性がよく、牛乳に混ぜると独特の匂いや味が薄まります。ただし、ローヤルゼリーは熱に弱く、加熱すると栄養素の一部が壊れてしまうので、温めた牛乳に混ぜるのは避けましょう。
ヨーグルト
ローヤルゼリーは乳製品との相性がよく、ヨーグルトに混ぜると独特の酸味が薄く感じられるので摂取しやすくなります。はちみつ
はちみつはローヤルゼリーと相性がいい食べ物のひとつです。そのまま混ぜてもいいですが、はちみつを薄めたものに混ぜてジュースのようにして飲む方法もあります。
野菜ジュース
生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーの粉末は、野菜ジュースに混ぜて飲むと野菜の味にまぎれて飲みやすくなります。毎日野菜ジュースを飲む習慣がある人は、ローヤルゼリーと一緒に飲むと、飲み忘れ防止にもなります。
青汁
青汁は独特の味があるので、ローヤルゼリーの酸味や苦味が薄くなります。また、青汁と牛乳を混ぜると、味がマイルドになってさらに飲みやすくなります。
炭酸水
炭酸は舌にピリっとした刺激があるので、炭酸に混ぜると生ローヤルゼリーの独特の刺激や酸味が緩和されて飲みやすくなります。摂取する時の注意点
糖分が含まれている場合
シャーベットやアイスクリーム、ハチミツには糖分が含まれています。糖分は、エネルギーに変わる時にビタミンB1を消費します。
ビタミンB1は、不足すると集中力が低下したり、精神が不安定になったりします。
ですので、ローヤルゼリーに含まれている、ビタミンB1の効果が必要な人は、アイスクリームやシャーベット、甘いヨーグルトやはちみつに混ぜることは避け、糖分の含まれていない飲み物や食べ物で摂取することをお勧めします。
アイスクリームやシャーベットに混ぜて摂取したい場合は、低糖アイスクリームや低糖シャーベット、砂糖0のアイスクリームが販売されているので、それを使用するか、糖分を控えた手作りのシャーベットやアイスクリームを使用するといいでしょう。
また、ヨーグルトの場合はプレーンヨーグルトを使用するといいでしょう。
タンニンが含まれている場合
抹茶味のアイスクリームやシャーベットは、タンニンが含まれている場合があります。タンニンは、鉄と結合する性質があるので、ローヤルゼリーを抹茶味のシャーベットやアイスクリームで摂取すると、鉄がタンニンと結合してタンニン鉄になってしまいます。
鉄はもともと吸収率が低い上に、タンニン鉄になると水に溶けやすくなり、腸で吸収されずに体外に排出されてしまい、吸収率を下げてしまいます。
鉄は、不足すると貧血になり、食欲不振や立ちくらみ、疲労などの症状が続いてしまいます。
また、精神を安定させる効果があるセロトニンの生成に必要な成分です。
ですので、ローヤルゼリーに含まれている鉄の効果が必要な人は、抹茶味のものと一緒に摂取するのは避けましょう。
金属製のスプーンは避ける
ローヤルゼリーは金属のスプーンで摂取すると、金属と化学反応を起こして酸化してしまいます。食べ物に混ぜて摂取する際は、金属のスプーンを使用するのは避け、木製かプラスチック製のものを使用してください。
まとめ
生ローヤルゼリーは、独特の味や刺激があるので、そのまま摂取するのが苦手な人が多いです。その場合は、食べ物や飲み物に混ぜると飲みやすくなります。
特に柑橘系の味や炭酸のような酸味が強いものと混ぜると飲みやすくなります。
ただし、熱い飲み物や食べ物は、ローヤルゼリーの栄養素の一部が壊れてしまうので避けましょう。
また、甘いものとまぜると、ビタミンB1が消費されてビタミンB1の効果が薄れてしまいます。
ビタミンB1の効果を得たい人は、甘いものに混ぜるのは避けてください。
どうしても生ローヤルゼリーの摂取が難しい場合は、乾燥ローヤルゼリーのカプセルや調整ローヤルゼリーに変更するといいでしょう。