ローヤルゼリーによる体質・体調改善の効果 不安感軽減について
ローヤルゼリーには、身体の不調だけではなく、不安を感じる原因となる心の病気や症状を予防したり、改善したりする成分が含まれています。ここでは、ローヤルゼリーによる体質・体調改善の効果のひとつ、不安感の軽減について紹介します。
不安感とは?
不安とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすることで、人は経験したことがない出来事にあった時や、先の出来事を悪く予想した時に不安な気持ちになります。この不安な気持ちは、その後、不安の原因になる出来事を経験して、終わったり慣れたりすると治まるのが一般的です。
しかし、気持ちが落ち着かない、心細くてどきどきする、どうしたらいいかわからなくなる、などの気持ちがずっと続くと日常生活に支障が出てしまいます。
不安障害、パニック障害、うつ病、強迫神経症、自律神経失調症、更年期障害、不定愁訴、などの病気は、症状のひとつにこのような不安感があります。
ローヤルゼリーは、不安を感じる原因となる病気や症状の予防や改善に効果がある成分を含んでいます。
ローヤルゼリーに含まれている、不安感を軽減する作用がある成分
デセン酸
デセン酸は、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分のひとつで、女性ホルモンに似た働きがありますが、自律神経の乱れを整える働きもあります。自律神経は、身体が活発に動いている時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経の2つがあります。
自律神経失調症になると、交感神経がずっと優位の状態になり、緊張状態が続くので神経が疲弊して、さまざまな不快な症状を引き起こします。
デセン酸は、自律神経の乱れを整えるので、自律神経失調症を改善する効果があり、自律神経失調症の症状のひとつである不安感を軽減する効果があります。
また、デセン酸は、女性ホルモンに似た働きをするので、女性ホルモンの減少による更年期障害の症状を軽減します。
ですので、デセン酸は更年期障害による不安感を軽減する効果もあります。
トリプトファン
必須アミノ酸のトリプトファンは、セロトニンの材料になります。セロトニンは、体内で特に重要な役割を果たしている神経伝達物質で、心身の安定や心のやすらぎに大きな影響を与えるので、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
ですので、トリプトファンを摂取すると、セロトニンが増えて心に安らぎを与え、不安な気持ちを解消することを助けます。
アセチルコリン
アセチルコリンは、脳の神経細胞から神経細胞へ情報を伝える速度を早くする伝達物質です。アセチルコリンには、デセン酸と同じように、間脳に働きかけて自律神経を整える働きがありますが、アセチルコリンは、特に副交感神経を刺激します。
副交感神経が優位になると、心身がリラックスし、イライラや不眠、不安などが軽減します。
γ‐アミノ酪酸(GABA)
γ‐アミノ酪酸(ガンマ‐アミノらくさん)は、アミノ酸のひとつで、脳の血流を改善して血圧を下げ、精神を安定させて不安を鎮める作用があります。ビタミンB2と葉酸
ビタミンB2と葉酸は、目の疲れや病気の予防や改善に効果がありますが、自律神経の乱れを整える作用もあるので、不安、不快などの自律神経失調症の症状を緩和する働きがあります。ビタミンB6
ビタミンB6は、不安な気持ちを解消する作用があるセロトニンやγ‐アミノ酪酸の合成を促し、精神状態を安定させる働きがあります。マグネシウム、カルシウム
マグネシウムとカルシウムは、神経や筋肉をリラックスさせる働きがあり、自然の精神安定剤と呼ばれています。マグネシウムとカルシウムはお互いにサポートをする効果があるので、両方を摂ることが望ましく、1対2の割合で摂取すると、効果が高くなります。
おわりに
不安感は、さまざまな要因から起きますが、ローヤルゼリーには、たくさんの不安感を軽減する成分が含まれています。中でも、ローヤルゼリーにしか含まれていない特別な成分のデセン酸は、自律神経の乱れからくる不安や、女性ホルモンの減少による更年期障害の不安感を軽減する作用があります。
また、ローヤルゼリーには、不安をやわらげる作用があるビタミンやミネラルも含まれています。
ただし、不安感は人によりさまざなので、改善をなかなか実感できない場合もあります。
しかし、ローヤルゼリーを摂取すると、体調がよくなる、ストレスが緩和される、リラックス効果がある、などの効果があるので、焦らずゆったりした気分で摂取を続けるといいでしょう。